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2024.06.25

新デジタコ導入で運行管理が大幅改善

2024年2月、橋場株式会社は全車両のデジタルタコグラフ(デジタコ)を新機種に入れ替えました。
これにより、ドライバーとの連携が強化され、運行管理が一段と効率的になりました。
デジタコは4トン以上の車両に必須ですが、当社ではすべての車両に搭載されています。

ドライバーとの連携強化

新しいデジタコにはシンプルなメッセージ機能が追加され、ドライバーとのコミュニケーションがより密に行えるようになりました。
また、メッセージで住所を送ることにより、デジタコのモニター上でナビゲートする機能もついており、これにより、運行中のトラブルや急な変更にも迅速に対応できる体制が整いました。

スピーディーな事故対応

以前はデジタコ内蔵のSDカードを帰庫後に抜いて、事務所のPCでSDカードを読み込み動画を確認していましたが、現在は社内のPCから直接アクセスし、動画の抽出が可能になりました。
これにより、車両トラブル時の対応がスムーズになり、調査にかかる時間も減少しました。

運転日報の簡素化とSDGsへの貢献

運転日報も改善し、A4用紙1枚に収まるよう簡素化されました。これにより年間で数百枚のコピー用紙を削減できる見込みです。

この取り組みは、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の「12.つくる責任 つかう責任」や「13.気候変動に具体的な対策を」にも貢献しています。紙資源の使用削減は森林保護に繋がるだけでなく、環境負荷の軽減にも寄与するため、持続可能な社会の実現において非常に重要です。

また、運転日報は電子データ(PDF)として保存可能ですので、将来的には電子保存による完全ペーパーレス化を達成したいと考えております。

※デジタコとは
デジタルタコグラフのこと。車両運転時の走行速度、走行時間、走行距離などの情報を記録するデジタル式運行記録計です。取得したデータを解析することで、交通安全対策や運行管理、エコドライブ、経費削減、労務管理など、さまざまな業務改善に役立てることができます。

新しいデジタコの導入により、当社の運行管理は一層強化され、より安全で効率的な運行が可能となりました。

これからも当社は今後も最新技術を取り入れ、運行管理の向上に努めてまいります。